中小企業が売上・利益を拡大するには、小さな市場であっても、自社の商品・サービスにおいて、
市場占有率が1位になれる商品をつくることです。そして、1位の優位性を高めていくことで、
売上、利益の拡大につながっていきます。
弱者の戦略⑤「市場規模が小さな商品に力を入れよ」は、市場規模が小さい商品だけでなく、
特徴がある、強い競争相手がいない、同業者が見落としている、大企業が手を出さない、
などの商品もあてはまります。
弱者の戦略⑥は「商品の範囲を狭くし、経営力の分散を避けよ」です。競争条件の不利な会社が、
商品・業種、営業地域や、業界・客層を広げすぎると、経営力が分散して、かえって業績を悪くします。
いかに、経営力を集させることができるかが大事になります。