18世紀後半のイギリスにおいて、高級陶磁器会社として名を馳せたウェッジウッド。ところが、経営の内情は資金 繰りの悪化と過剰在庫で火の車でした。しかし、その危機を救ったのが複式簿記の導入でした。そのポイントは次の 3つです。 ①複式簿記によって、仕事の流れと勘定科目をチェックし、問題点を明らかにした。 ②費用には、固定費と変動費があり、それが利益に影響することに気づいた。 ③業績を正しく把握するために、会計専門家に帳簿の監査を依頼した。