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月次決算の仕組みを作ろう!

2018/07/30

こんにちは、大橋会計の鶴田です。
今回は月次決算の精度は高めるための方法をご説明いたします。
 
月次決算の作成目的は、毎月月末が決算日であると仮定して、
毎月末現在の業績の状況を判断するのに利用価値ある決算書を
作成することにあります。この月次決算の12か月の累積が本決算の
決算書となるわけです。
ところが、今期の決算を終わらせてみたら、毎月業績を確認してきた結果と
大きく異なっていた、というのでは困ったものです。
月次決算データは、現状を正しく示し、そして今期の最終の業績を
予測できるような品質でなければなりません。
では、今期の年度決算が見通せるような精度の高い月次決算書にするには
どうすればいいのでしょうか。
 
まずは経理体制を整えることが重要になります。
そのために以下3つのポイントを確認してきましょう。
 
・信憑書をきちんと整理する
段取り八分。会計処理の基礎となる証憑類の整理保存がしっかりなされていることこそ、
スムーズで正確な月次決算が行えます。また、営業担当者や社長さんの立替経費、
旅費経費も溜めることなくルールを定め、定期的に行っていくことも重要です。
 
・月末在庫がわからない月は概算計上する
帳簿在庫が不明の場合、このままの月次決算書では、限界利益が
全く意味をなさない金額となって、月次決算書の利用価値が大きく下がります。
この場合には、予定原価率を用いて概算計上することを検討しましょう。
また、棚卸の負担が大きいときには、毎月対象を変えて棚卸をする方法や、
金額的に大きな商品を絞って棚卸するなどの方法で、四半期ごとに実際の
利益率を把握する方法を検討しましょう。
 
・減価償却費を月次で計上する
減価償却費とは、会社の所有する資産のうち、車両の機械装置、
建物等の固定資産が時の経過とともに価値が目減りする経費を
見積計上したものをいいます。会社の年度決算では、1年分のこの金額
をまとめて期末に計上することになります。
しかし、この減価償却費の金額が多額となる場合に月次決算に
取り込まないと、月次決算では黒字になると見込んでいたものの
決算を締めてみたら大赤字だったということにもなりかねません。
したがって、減価償却費の年間見積額の1/12ずつを月次決算に
計上することで月次決算の精度を高めましょう。
 

以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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