調査事績から見た相続税申告の注意点
平成23年中及び平成24年中に発生した相続を中心に行った税務調査では、8割以上に申告漏れ等があり、現
金・預貯金等の申告漏れが最も多く見受けられました。また、資産運用の国際化に伴って、海外資産の申告漏れ
が急増しています。相続税の申告漏れ等があった場合、追加の税金(加算税など)を払うことになります。以下の
注意点を押さえておきましょう。
①被相続人(亡くなった人)の現金・預貯金や有価証券に漏れがないか確認する
②名義預金や名義株も相続財産に含める
③被相続人の海外資産を漏れなく確認する
